剣崎沖で人間は暑さで死ぬことがあると思い知る。昨年用意した熱中症対策グッズでは、今年の猛暑に対応できない。では釣りを諦めるか? 否!! 釣る! どんなに暑くても船上で挫折することなく、釣り続けるために熱中症対策グッズを補強しようと決める。日焼けもしたくないし…。
今年のテーマは日焼けをしないだったりする。日焼けは軽度な火傷なわけで、確実に体力を奪っていく。暑い最中に長袖のラッシュガードを着るようにしている。これが大きな間違いだった。ラッシュガードにはUVカットと同時に保温ウェアとしての機能があり、水に濡れてほどよい体感温度になる。釣りで濡れるといっても海水浴ではないわけで…。調べてみると「接触冷感」タイプのラッシュガードがあるのを知った。接触冷感を実感するには軽く濡れた状態の方がよいらしく、「涼しいの何でか?」を吹きかけながら使うとよさそうな気がする。
お次は帽子。帽子を被っていると熱がこもって暑いし、脱ぐと今度は直射日光でクラクラすることになる。水を含ませその気化熱を利用して帽子内の温度を上がりにくくする帽子はいくつかでているが、釣り人なら思わず反応しちゃうのが「クールビットチタンキャップ」。メタリックシルバーで熱光を反射、CoolMaxで汗を吸収、そして、後頭部を気化熱で冷やす。 チタンだから軽いしイオン効果で疲れも抑えられちゃう…らしい。お値段は少々高めであるが、チタンといえば高級品の証なわけで、なんだか猛烈に欲しくなっていたりする。
最後は「靴クール」。以前、サンダルの購入を検討し、実際に「イヴェアーマリーンフィッシングシューズ」を購入したのだが、釣り針が刺さったりという事故を考えると結局長靴をはき続けている。足はポンプで汲み上げられた海水で濡れているのですごく暑いと感じることはないのだが、長靴の中が蒸れて不快感はある。ときどき長靴を脱いで靴クールをスプレーしておけば蒸れた空気を吹き飛ばし不快感を抑えてくれる。消臭成分配合で臭いもカットなのがうれしかったりw
著者: へた釣り