KFCの忘年会に食べたアマダイの味噌漬けの味が忘れられなくて、竿を握って頭の中は「味噌漬け♪ 味噌漬け♪」。運よくアマダイをものにできた。たくさん釣れたから味噌漬けだけでなく、お刺身に酒蒸しも。でも、やっぱり味噌漬けが一番美味いかも。へた釣り家自慢のレシピ公開。
へた釣り家で作る味噌漬けは本当に美味い。プロの料理人が調理したものより美味いと書くと不遜だが、負けないくらい美味しいと思う。ご近所におすそ分けした物の中で一番評判がよかったのも味噌漬けだったりする。普段は絶対にそういうことは言いそうにない奥様から「まだ、残っているのなら、もう少しいただけないでしょうか?」と言われたこともある。今回釣ったアマダイは、お刺身、酒蒸し、味噌漬けで食べたが、釣り人の特権のお刺身よりも、定番料理の酒蒸しよりも、保存食の味噌漬けが一番美味かった。
妻1号いわく、「味噌漬けを作るなら鳥海山という味噌でなくてはいけない」らしい。これに砂糖を適量加えてよく混ぜる。砂糖の量は目分量。味噌と砂糖が完全に混ざって砂糖の粒が見えなくなるまで頑張って混ぜる。子供2号の力では混ぜきれず、へた釣りもお手伝い。最初は味噌と砂糖なんてちゃんと混ざるの?って感じだが、頑張って混ぜ続ければなんとかなる。
このままでは魚を漬けても馴染まないので味醂を少しずつ加えては混ぜ、加えては混ぜを繰り返し伸ばしていく。泡立て器を持ち上げると、味噌がゆっくり落ちていくくらいの柔らかさにする。例えは悪いがぬかるんだ泥道状態になっていた。これで漬け地は完成。舐めてみて、食べたい味噌漬けの味になっていればいい。子供2号に舐めさせてみたところ、この時点で「うまっ!!」。
切り身にしたアマダイをキッチンペーパーで水気を拭き取る。漬け地に付けると身から水分が出るので、この時点では余計な水分はキレイに拭き取っておく。
漬け地を身に軽く擦り込むように擦りつけていく。子供はこういう作業がなぜか大好き。子供2号大喜びw このあとどうせ漬けるのに、前もって擦りつける理由は不明だ。重なったり底になった部分にも味噌をいきわたらせるためのようだ。
タッパーに皮を下にして敷き詰めていく。この時点ですでに美味そうだったりする。
余った漬け地を流しこみ。ヘラでならして、冷蔵庫で1日漬ける。
1日したら味噌漬け完成。あとは焼いて食べるだけ。焦げやすいので、そろそろかな?と思ったら焦げていないか目で確認。表面に軽く焦げ目ができたら焼き上がりの目安。
著者: へた釣り