初めての釣り物は仕掛けや錘などの小物類を買いそろえていくところから楽しい。来週の土曜日をXデーに決めて気分を盛り上げていきたいところだが……今年のアナゴはいい♪いい♪と言ってたはずなのにここのところ釣果は低迷中。もしかして小物類を買いそろえているときだけ楽しい?
相手は自然、しかも釣られる方の魚は命がけなわけで、いいときもあれば悪い時もあるのが釣り。悪い時は何が悪かったのか考えて次回の釣行に生かせばOK。そう理解はしているつもりなのだが、初体験のときくらいはお世辞でもいいから上手ねぇ~と言われたい(←調子乗りなので初めてでうまくいった釣りにハマる傾向がある)。この数日の夜アナゴの釣果を見ていると、こりゃボウズもあるかなな感じ。う~~む、アナゴのご機嫌が直ってくれないかなぁ~。目標5匹だったはずが、なんとか1匹になりつつある。
んでは、楽しい小物集めの成果をつらつらと。まずは、仕掛け類。なんだかビーズとかカラフルなパイプとかがいっぱい付いてて選ぶのが楽しい。ハリスの長さがいろいろあって悩んだのだが、どうやらこれ錘の下部に長さの違う仕掛けを2つ付けて、投げ釣りでいうところの段差仕掛けのようにするものらしい。そのとき仕掛けは夜光とオレンジといった具合に違う種類を組み合わせるといいみたいだ。
お次は錘。錘は「ツリガネオモリ20号使用」と指定されていたので、夜アナゴSP.の発光と蛍光レッドを買ってみた。フジワラの発光錘は日中でも手で覆えばはっきり光っているのが分かるのでお気に入り。アマダイやオニカサゴなど深場の釣りでも愛用している。さて、これを立ったり寝たりといった感じに動かせるかが夜アナゴの最初の課題だ。
置き竿用に用意したのが「かみや監修 置竿アナゴ天秤」。夜アナゴは羽田・かみやから乗る予定なので、この天秤を使っている釣り客がボウズだと、しゃちょう船長としてはばつが悪かろう。きっと釣らせてくれるに違いない。針付きの物もあるはずなのだが売られてなかったので、「管付うなぎあなご13号」という針も買った。
最期にケミホタル。仕掛けの目印としてあった方がいいという物らしいが、「あなご天国」というのが「抜群の集魚効果!!」らしいので、素直にこれを買ってみた。今回のアナゴは仕掛けはもちろん、錘も天秤もケミホタルまでちゃんと「アナゴ用」と書いてある物でそろえた。謙虚に奇をてらわずが夜アナゴ初体験の方針。
著者: へた釣り