釣り具店ってどんなイメージ? ちょっぴり薄暗く雑然と商品が並べられていて入るのに少々勇気がいる。そんなイメージを払拭してくれたのが昨年リニューアルオープンした上州屋・渋谷店であり、このたび新規開店した上州屋・神田駅前店だったりする。明るくてきれいな店内に好感♪
神田駅すぐ近くのビルの地下にできた釣り具店。店内アナウンスによれば「東京駅に一番近い釣り具店」であるらしい。中央通り沿いの銀行横の雑居ビル。自動ドアを入って左側にある階段を下りて行った地下1階に店はある。階段に差しかかると目の前には「NICE DAY GOOD FISHING」と書かれた大きなパネル。左手には釣り用のウェアを着た3体のマネキンが飾られている。その横には「いくぞやるぞがんばるぞ」「大丈夫すべてはうまくいっている」とプリントされたTシャツ&大きな千社札。地下のお店の様子が分からないので、少しでも入りやすいようにと工夫している?
コの字に折り返す階段を下りていくと、お店の雰囲気が俯瞰してのぞける。第一印象は、タイトルの通り、明るくてきれい♪ 開店セール中ということもあり、お客さんも店員さんも多く、活気がある。店内に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは東京湾&相模湾のポイントマップ、その裏にはサビキ用品&入門用の竿コーナー。堤防でこれから釣りを始める人向けの商品に力を入れている印象を強く受ける。オープニングセールの目玉?のワゴンセールやサクラ江戸前祭りの展示(竿を買うと名前を入れてもらえるらしい)。「江戸前の釣り」にこだわるというのもお店のコンセプトの1つのようだ。特設コーナーは週替わりくらいで内容が変わると、楽しみが増えていいのになぁと思う(渋谷店はあまり展示内容が変わらないのが不満)。
売り場面積は100坪以上150坪近くはありそう。餌の品ぞろえもまずまず。会社の帰りにちょっと寄って餌を買うなんて使い方もできそう。活き餌もアオイソメとジャリメがパック詰めされて売られていた。当然、竿やリールは売り場面積に合わせて、品ぞろえは十分。針や糸などもそれなり以上に種類が豊富で、あれが足りないからちょっと補充したいってときにお店に行ったはいいけど求めている物が見当たらなかったってことはなさそうだ。昼休みの釣り具店巡回コースの1つとしては十分に楽しませてくれそう。まずは、お店のどの辺に何が売られているかを覚えるために週一ペースで通おうと思う。
同じ昼休みの巡回ルートになるキャスティング・日本橋店と比べてどう?と言われると、ルアー関連の品ぞろえはキャスティング日本橋店の方がよいように感じた。リールに関しても上州屋・神田駅前店では鍵のかかったショーケースの中に展示されているので、キャスティングの方が触ってみやすい。船竿のストック数は上州屋の方がよさそうだ。竿を伸ばして(継いで)触るのは通路が広くて店員さんがあまり声を掛けてこない(気のせい?)上州屋の方がじっくり吟味できそうな気がする。お店の雰囲気は明るい上州屋の方が好きだ。
著者: へた釣り