魚屋 きいもんの前は何度も通ったことがあった。店先に氷水を張った発泡が置かれており、覗きこむたびにへぇ~っと感心するような魚が入っている。掌サイズのサンバソウ(イシダイの幼魚)を見つけると我慢できずに会社の仲間を誘って突撃。どの料理も予想通り…予想を超えた美味さ。
乾杯を済ませたら塩ダレで作ってあるいわしのなめろうや茶わん蒸しをまずはいただく。続いてお刺身盛り。タチウオ、マダイ、カツオ、カサゴ、イワシが盛られて、1人前800円なのだから、美味いはリーズナブルだはで、メニューに書かれている物を片っ端から頼まないと収まらない気分に。お店のウリの魚串焼き(のどぐろ、サバ、アマダイ、銀ダラ、サワラ、カジキを注文)は、各串に味の工夫がされてており、好みの味に出会うとオカワリをしたくなる。キジハタの煮付け、タチウオの塩焼き、中華風に味付けされたシマダイとナスの唐揚なんぞも頂いて、お腹いっぱい大満足。これで1人4000円くらいなのだから、文句なし。
釣りをするようになってから、あまり外で魚を食べないようになっていたけど、久々にこの店通おうかなぁって気分。お店オーナーのFacebookには、毎日の仕入れ情報がアップされていて、魚好きとしてはこれを眺めているだけで十分楽しい。都内のお店ではあまりお目にかかったことがないカイワリが入荷する日もあるみたい。きっと近いうちにまた行っちゃうだろうという予感しかしない。
著者: へた釣り