俺、ピカチュー?釣行で釣れたお刺身にして最高なでっぷりアラフォー熟アマダイ。次にいつ釣れるか分からないのでいろんなお刺身にして食べ比べてみることに。皮を引いたノーマル刺身、昆布〆、湯霜造り、松皮造りで食べ比べた。皮際が美味しいので松皮造りが一番美味しかったよ。
まずは基本のお味の確認ということで皮を引いてお刺身に。身につやがあり脂がよく乗っているのが確認できる。きれいな白身で食欲をそそる。わさび醤油では醤油の味が勝ってしまうので塩を少しだけ付けて食べると身の甘さが引き立つ。皮は揚げて松笠せんべいにして食べる。松笠せんべいは最高。
妻の実家の北海道から届いた上等な昆布があったので昆布〆にしてみる。アマダイの身から水分を減らして代わりに昆布の旨味をまとわせる。美味しくないわけではないがせっかくのアマダイの繊細な味を昆布の旨さで上書きしてしまっているようでちょっともったいないかも。サイズが小さく脂が乗ってないアマダイ向きかな?
皮際の旨味を活性化させる方法の1つが湯霜造り。キッチンペーパーを巻いた身を斜めに立てかけたまな板に置き熱湯を5秒ほどかけ流す。アマダイの身が持つ旨味というか甘味が開く。一方でお湯に触れるので身が少し柔らかくなってしまう。お刺身はプリプリ食感の活きを楽しむのが好みなのでそれだけが残念。
で、今回一番好みに合うと感じたのが皮目をバーナーで炙った松皮造り。皮際の旨味を活性化させつつ食感を失わない。さらに皮目が焦げる香ばしさも加わるのであるからわさび醤油にも巻けない味になってくれる。残りの身は松皮造りにして食べることに決めた。
著者: へた釣り