釣りに行けない週末は、それ本当に必要なの?という余計な釣具への物欲がむくむくと頭をもたげてくる。走水沖の大アジに適した竿を探していたら、舞網工房の「PRO SPEC. 功匠 大鯵」が「食い込みのよさを追求」「口切れを如何に減らすか…の設計」と謳っておりめっちゃ欲しい。
先週末は大阪へお墓参りからの京都一泊二日めし旨旅で釣りをお休みしたため、今週はなんとしても釣りに行きたいのだが……天気がよろしくない。土曜の未明から南風の強風が吹き始め、日曜7時でも10メートル吹く。南風なので走水沖だと波2メートル超え。どう考えても釣りは無理?
ライトタックルで数釣りが楽しめるシーズンになる前に、もう一度走水の大アジに挑戦したい。前回、大津港から乗ると大津沖も伊勢町沖も厳密には走水沖ではない(=ブランドアジではない)と言われてしまった。次は走水港から乗ろうと決める。走水港の船は差がなく選びにくい。
釣運に恵まれなかったってことにしているが、釣れないときは釣れない理由がちゃんとあることが多い。ヤリイカも俺が行ったら終わるやん…釣行の動画版を見た複数の名人さんから「動かしすぎ」「止めるところは止めないと」「メリハリつけて」とアドバイスというかダメだしをいただいた。
へた釣り家の刺し盛りの不動のセンターポジションがカイワリ。魚屋でもお魚自慢の料理屋でも滅多にお目にかかることができないこの魚を釣るために釣りをしている。好調の余韻でカイワリ8匹釣行では20センチ超のもの7匹と25センチ超を1匹。たかが5センチの差だが脂の乗りが全く違う。
やっぱり懲りてない。37センチの走水黄金大アジをゲットしミッション成功と思っていたら、真の大型とは40センチ以上を指し、走水黄金特大アジと呼ぶんだそうだ。「58センチのを釣ったことあります~」なんて人まで。特大サイズはもっと暖かくなってからの方が出現率が高いらしい。