イラチなので切れないハサミが大嫌いだ。小笠原・海賊のタニヤン船長に教えてもらって漁業用網切りハサミを使い始めてから、釣りに使うハサミはこれ以外考えられないようになっているのだが、2年間釣行毎に水洗いするだけで使い続けていると少しだが切れ味が落ちてきてしまった。
予期せぬ大時化にアジツ抜けせずクロダイで帳尻だけ合わすは前半と後半で別の釣り難さに苦しめられることになった。前半は爆時化で船が激しく上下して仕掛けが海中で暴れてしまい何度かアジが触れている感触はあったが魚信は出ず。後半はビシが吹きあがってしまうほどの速潮で…。
専用竿はターゲットの魚が釣りやすいだけでなく、釣って楽しい調子に設計されていると思う。ちょい時化だけど猿アジはぽつぽつ…後半凪たらし~んとではカイメイSP 30-210を使ったが小アジが相手だとどうにも釣りとしての面白みがない。LTアジ専用竿だったら釣趣がアップするかな?
釣り方との相性もあるのだろうが、信じられる針と信じられない針がある。東京湾口の中深場の釣りで絶対的に信じているのがはりよしのホタ針15号。サイズがいいのか形か重さか、理由は分からないがこの針を使い始めてから掛からないしよくバレると悩んでいたクロムツがバレなくなった。
釣りでは人と競わないと決めているので他人の釣果に興味を持たないようにしているが、自分より上手く釣っている人が上手く釣れた理由はすごく気になる。昼までノーガコッ伝説継続…ヤヴァいかもで一度だけガコッでクロムツを3匹釣った舳の名人の仕掛けがマシュマロボールだった。
クロムツは1匹釣れれば大満足という魚ではないはずだが…ノーガコッ伝説を始めてしまった前回に引き続き、竿を揺するような本命と思しき魚信は全く訪れない。ノーガコッ伝説第二章になってしまうかもとヒヤヒヤする。一流しだけクロムツの群れにビンゴして一度だけガコッ。伝説はギリ終了。
IidaStyleの飯田純男先生がちょうど知りたかったことに関する投稿をしてくださっていた。「シロギス胴突き仕掛けでのアタリの取り方」の説明で「極先調子の竿が必要」と書いてあった。シマノの船キス竿だと「H」というモデルが8:2調子で極先調子はこれのことを指しているのかな?