今年のふるさと納税の締め切りが迫っている。まだ少し枠が残っているので何かないかなぁっと探していると寿司屋が刺身に使うサーモンの皮で作った釣りエサ「鮭の皮」がなんだかすごく気になってしまう。わざとウロコを残してキラキラ光り、身が少し残してありアブラで魚を寄せるらしい。
へた釣りはもともとあまり目がよくない上に白内障まで患っているため、条件が悪いと見えにくいを通り越してほとんど見えてない。白間津でのシマアジ釣行でも、陽が昇るまではタナを合わせるための1メートルごとのラインのマークが見えずに苦労した。ピンポイントで照らせるライトがほしい。
鴨川沖の浅場の根魚五目で冷凍のカタクチイワシを使ったら、クエやアカハタが釣れてすごく印象がよいエサになった。また、クロムツ狙いにもカタクチイワシがちょうどいいサイズな気がしていて、一度試してみたいのだが…時期が悪いのか冷凍のカタクチイワシがなかなか売られていない。
そんな余計な物をとよく指摘されるが、そんな余計な物が大好きなんだから仕方がない。カイワリ釣りで使うと面白いかもと気になっているのがアジ・サバ・イワシを寄せるボール型誘引エキス「活性ボール」。水に溶ける特殊フィルムで包まれており、投入後5~10分でエキスが拡散し始める。
8戦目にしてようやく訪れた良型シマアジの魚信だったが、ドキドキできた時間はわずか2秒。あっという間にフロロ6号をぶち切られてしまった。ドラグの調整や竿を送るくらいのつもりでなど深場の勇者様からアドバイスをいただく。シマアジは他の魚よりいいハリスを使わないとダメとも教わる。
2年前に白間津でのシマアジ釣りで釣れたスマがサイズのわりには美味かったので全身トロと呼ばれることもある魚だと記憶した。記憶は妄想に変化し、その美味しさはどんどん格上げされてしまっていた? 食感は確かにトロっぽかったが脂の旨みは今ひとつ。寒イサキは安定の旨さ。
ふるさと納税は、買うかというと買わないけどちょっと使ってみたいという物を返礼品にもらうのが好き。今年は新潟県三条市のFISH PICK(脳締めピック)と、千葉県我孫子市の仕舞寸22センチののべ竿にしようかなぁっと。両方、釣りに必須の物ではないので買わない。でも、使ってみたい。
明日は2024年のカイワリプチ遠征最終戦。魚に嫌われることが多いへた釣りだが、今年はカイワリをここまで7戦してすごく好かれている気がする。40センチのデカイワリが釣れたり、20匹超えを2回、15匹超えも2回、撃沈したのは1回だけだが、それでも終了間際に船中唯一のカイワリを釣った。
狙って釣れる気がしないマダイやハタ類の代わりになる、東京湾で釣れる鍋で美味しい魚って何かないかなと調べていたら、ムツの鍋が非常に美味しいということを知る。ムツならマダイよりは釣れそうな気がする。2024年の残る1戦はお正月にお鍋にして食べたい、ムツ狙いに行くと決める。
釣行後に反省しない反省会をするのは毎度のことだが、あまりに何もかもが上手くいかなさすぎて船宿の釣果報告に記載されていたスソの人の半分くらいしか釣れなかったとなると、さすがに真剣に反省した方がいいかな?という気にもなる。ヒラソウダのたたきを食べつつあれこれ考える。